倒れるモンステラの株分け
モンステラは樹形をきれいに保つのが難しい観葉植物ですよね。
だんだん倒れてくるのはどのモンステラも同じ事。
倒れるモンステラを株分けして樹形をきれいにしましょう。
株分けする前に考えたのが
- 株分けする
- 支柱を使う
- 広がるままにする
と悩みました。
株分けする
結局株分けをする勇気があれば樹形も整うし、植え替えも基本しなくていいし楽なんですよね。
でもどうやったらいいかわからないし、ほんとに脇芽が出るか心配だしと初めての株分けはいろいろわからないことだらけ。
でもいろいろ考えて株分けを決行することにしました。
支柱を使う
個人的に支柱を使って上に伸ばすのはちょっとダサいかなと思ってモンステラに支柱を使う案は却下です。
でも大きく仕立てたい方は株分けで剪定の負担をかけずにダイナミックにするのもありだと思います。
広がるままにする
これこそワイルドすぎて却下でした。
なるべく植木鉢とのバランスを見てきれいに飾りたいですよね…。
株分けの切る位置はここ
株分けはどこで切っても脇芽が出ます。
なのでどこで切ってもいいのですがせっかくなら脇芽の出る位置を確認して剪定をしたいすよね。
脇芽は成長点から出る
剪定後の脇芽は成長点から出ます。
なので成長点を観察できればどこから脇芽が出るか想像できるんです。
そうすると樹形もイメージしやすくなります。
成長点は茎の丸いぽっちです。
葉が出た後のわきに丸いぽっちがあるのですがそこから出ます。
そして剪定した場所から近い位置の成長点から出る可能性がとても高いんです。
株分けの方法
- 親株の樹形を整えるように剪定場所を決める
- 成長点のちょっと上を剪定ばさみでカットする
- 剪定した子株をほしい分だけカットする
- 親株はそのままで脇芽が出るのを待つ(約30日)
- 子株は水に浸しておく(水栽培)
まず親株の剪定後の樹形をイメージして剪定場所を決めます
剪定後は剪定した場所に一番近い成長点から脇芽が出てきます。
なので成長点がわかれば脇芽がどっちから出るかがわかります。
観察をすると気根の出ている反対が成長点です。
成長点は観察することができますが、気根が出てない場合は葉の幹に隠れていることが多いので、葉がある場合は覗き込むように成長点を見つけてください。
脇芽は斜め上に生える
出てくる脇芽は斜め上に生えるます。
光の強い場所に生える性質があるのではやしたい進行方向に窓の光を入れてあげるとモンステラの樹形が整いやすいです。
成長点のちょっと上を剪定ばさみでカットする
親株のカット後は脇芽との距離が短いほうが自然に見えます。
成長点を気づつけないようによく切れる剪定ばさみでカットしましょう。
カット後は樹液が出るので丁寧に拭いて清潔に保ちます。
成長点が見つからないときは
成長点が見つからないときは葉の根元見てみましょう。
気根と反対側にあるはずです。
木質化している成長点は見つけにくい
木質化しているモンステラの成長点は見つけにくく剪定しにくくなります。
成長点も色を変えなじんでしまうからです。
でも、丸い成長点は必ず節と節の間に一つあるので慎重に探しましょう。
剪定した子株をほしい分だけカットする
剪定した子株はほしい分だけ増やすことができます。
基本的に葉が一枚に1つの株ができると思ってください。
あまり増やしたくない場合は一番先の新芽の株を生かしておくと子株の成長も早いでしょう。
水栽培のほかに茎伏せなどもありますが、水栽培が一番成功率が高いのでおすすめ。
水は汚れてきたら簡単に変えることができますし、その間もインテリアとして楽しむことができます
子株は同時進行で水栽培する
同時にたくさんの子株を水栽培しておくとどれかは発根してくれますので結果成功率が上がり、子株を作ることができます。
親株はそのままで脇芽が出るのを待つ(約30日)
モンステラの親株は安静にして脇芽が出るのを待ちます。直射日光の当たらない場所に置きましょう。
脇芽は10日~30日で出てきます。(個体差あり)
植え替えをしているわけではないので脇芽の出るのは早いでしょう。
脇芽の一番最初の葉は傷んでいることが多くカットして二枚目のきれいな葉から育てるといいでしょう。
株分けと植え替え同時はおすすめしない
脇芽が出にくく、成長が遅くなるので株分けと植え替えは同時をおすすめしません。
どうしてもという場合はできなくないですが、その場合は成長期の5月から8月を絶対おすすめします。
子株は水に浸しておく(水栽培)
モンステラの子株は水栽培で成長させます。
水は水道水で大丈夫です。
水栽培最初の一週間は水が汚れやすいので毎日取り換えましょう。
二週間目からは水が汚れにくいので毎日取り換えなくてもオッケー。
水栽培は直射日光にあてない
水栽培で発根するために日光の光は必要ありません。
遮光までする必要はないので、透明な花瓶でも水栽培は成功します。
メネデールを入れると発根の確率が上がるので、余裕のある人はメネデールをセットで入れてあげると早くなります。
リビングなどで花瓶に入れてモンステラの水栽培を楽しみましょう。
水栽培のメネデールは希釈する
希釈はメネデールに書いてある通りの希釈。
原液だと濃すぎて腐ってしまいます。
メネデール無色透明、無臭なのでリビングの水栽培でも楽しめるので安心。
水栽培の発根の目安は30日
水栽培の発根は約一ヶ月、植え替えまで根を育てると1.5か月あると丈夫なモンステラになります。
一度発根すると一気に根が成長します。
株分けの道具
株分けの時期
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モンステラの水栽培(水差し)は簡単
水栽培の道具
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